ストレスについて(その23)

前回の(その22)では、睡眠とツボの関係についてご紹介致しました。身体の中のツボは、現在ではすごく研究が進んでいて、WHO(世界保健機関)でも、ツボの治療は認定されています。さいわいにして、私たち日本人は、ツボという概念には慣れていますので、日ごろもよく話題にしたり、体調を調えるのに利用しています。
そのツボと睡眠との関係をみてみますと、これも深い関係があります。基本的には、ツボは、私たちの健康状態の予測をしてくれる場所だと考えておくといいと思います。
たとえば、頭のあたりのツボが凝っていれば、これは、ストレスが多いかな、と推測したり、肩や首が凝ったり痛んだりすれば、最近ちょっと、頭を使いすぎたかな、と心配したりします。このように、ツボが何かを教えてくれているということは、よくあることです。
中でも、私たちがあまり気にしないのですが、ストレスの状態をよく教えてくれるのは、肩甲骨周りのツボの凝りです。肩甲骨の周りの筋肉は、私たちのストレス状態を反映しています。ので、肩甲骨の周りの筋肉の状態に日ごろ気をつけておくと、ご自分の健康状態を推測するのには役に立つと思います。
ご存知のように、ツボとか漢方薬は、よく、東洋医学的な治療法と言われていますが、東洋医学のいいところは、健康状態を良くして、病気になる前に手当てをするというところにあると思います。つきつめて言えば、自分の健康を維持し、健康を増進するためには、常日ごろ、自分の健康状態に目を向けていて、変化があれば、素早く対応するということが重要になってくるのではないでしょうか ?
次回からも、もう少しこの問題を考えていきましょう。

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神戸北ストレス科学研究所

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