睡眠障害(不眠症)について(その37)

前回の(その36)では、暑い夏の夜でも、少しでも良い睡眠がとれるようにするには、どのような方法があるかを考えてみました。ご存知のように、睡眠はいろいろな要因に左右されますが、今回はまず、【心理的・精神的な要因】を考えてみましょう。どなたもご経験をお持ちのように、何か気になることがあったり、心配事や、または、はらが立ってしようがないことがあれば、その日の夜の睡眠は悪くなります。そういう場合には、出来るだけ気持ちを落ち着かせることが効果がありますので、気持を落ち着かせる方法、言ってみれば、ストレス解消法をすると効果がある場合があります。
そして、そういう対策を身につけておくと、そのことが自分の自信につながりますので、多少のことがあっても、あわてずに対策を打つことが出来ますので、そのことが自分を安心させて、良い睡眠につながっていく、といういいサイクルに入ります。
このような時に実践するのにいい方法の一つに、『ストレッチ』と、『自律訓練法』があります。『ストレッチ』は、普通に考えますと、睡眠とは何の関係もないように思いますが、じつは、ストレッチは、睡眠対策としては、ものすごく効果がある方法の一つです。しかも、誰でも簡単にできますし、特別な器具や場所が要りませんので、やる気さえあれば、どなたでも、簡単にすることが出来ます。
『ストレッチ』をする時のポイントをご説明しておきましょう。普通、スポーツクラブなどで行うストレッチは、筋肉の柔軟性を高めて、運動能力を強化するのが目的ですので、睡眠のためのストレッチは、その場合とは、かなり異なりますので、注意が必要です。注意するべき点は、以下のとおりです。
【1】ストレッチをする時間は、夜寝る前の30分か1時間前にすること。【2】身体の中でも、出来るだけ大きな筋肉をストレッチすることは。それは、背中の筋肉、おなかの筋肉、太腿の前と後ろの筋肉、肩と首周りの筋肉、などです。【3】ストレッチをしている間は、頭では他のことは何も考えないようにして、ストレッチをしていることにだけ意識・注意を向けていること。【4】深い呼吸をしながらストレッチをすること。
このようなやり方が出来ますと、おそらく、かなりの睡眠効果がありますので、試してみて下さい。
次回はもう少しこの話題を続けてみましょう。

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神戸北ストレス科学研究所

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