認知行動療法について(その57)

前回の(その56)では、自律訓練法のやり方を説明し始めました。自律訓練法は、認知行動療法をするために併用すると、認知行動療法を上手く進めることができます。といいますのは、前回でもお話ししましたが、認知行動療法は、自分の考え方を変えることが一つの重要なポイントになりますので、自分の考え方を変えるために、自分のアタマを考えが変わるようにしておかなくてはなりません。つまり、いわゆる『ガンコアタマ』では、認知行動療法は上手くいかない、ということです。
自律訓練法をする時には、まず、身体をゆっくりと横たえて、大きな呼吸をしながら身体の力を抜いていきます。この時に、いかに上手くリラックスできるかが大きなポイントになります。リラックスするということは、身体の力を抜くということですが、筋肉を緩めるということにもなります。身体の力が抜けて、筋肉が緩んできますと、脳もリラックスして脳の働きが強くなります。
脳の働きが良くなりますと、脳がいろいろな考えを受け入れやすくなりますので、これまでの考え方だけに囚われることなく、他のいろいろな考え方を受け入れてくれるようになります。このような準備をしてから、認知行動療法の練習に入ると、スムーズに認知行動療法が進められます。カウンセラーが認知行動療法を適用する場合に、このような準備をしないままに進めますと、途中で進み方が悪くなって、結局は、『認知行動療法』は上手くいかなかった、という結論を出してしまうことがよくありますので、注意をしたいものです。
身体の力を抜いてからは、次には、両腕の力を抜く練習をします。横になっていて、両方の腕になにげなく意識を向けておいて、腕から力が抜けていくようなイメージをします。この時には、力が抜けていくようなイメージをするだけでかまいません。実際に力が抜けたかどうかは、あまり気にする必要はありません。力が抜けたようなイメージをするたげでいいのです。次に、同じことを両方の脚でも行います。両脚になにげなく意識を向けておいて、力が抜けるようなイメージをします。
それでは続きは次回に致します。

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