認知行動療法について(その59)

前回の(その58)では、認知行動療法を始める前にしておくべき準備として、『自律訓練法』をご紹介しました。それでは、皆さまが認知行動療法をしようと思われて、自律訓練法も練習したとしましょう。『自律訓練法』はある程度は上手くできるようにしておく必要がありますが、認知行動療法を始める前段階の準備としてでしたら、『心身共に充分にリラックスできる段階までの練習』で充分です。リラックスできているかどうかの判断は各自異なりますが、自分で、『リラックスして、気持がいいなあ !! 』、と思えるようになれば大丈夫です。この段階まで進みますと、認知行動療法に入っていけますね。
さあいよいよ、認知行動療法の始まりです。認知行動療法は、通常よく、『CBT』と呼ばれます。認知行動療法はご存知のように、自分の考え方を変えていく練習ですので、まずは、自分の考え方がどのようなものであるかを自分で分かっていないと進めません。そこで、自分の考え方を自分で見つめていくことから始めましょう。その一つの方法としましては、何か出来事が起きた場合に、自分がその問題をどのように受け取っているか、問題をどんな風に感じているかを自分で振り返ってみましょう。
たとえば、こんな場面があったと仮定して考えてみましょうか ? ある日あなたは、近所の通りを歩いています。その時に、向こうからご近所の奥さんが歩いてきて、あなたとすれ違いました。しかし相手の奥さんは、あなたに挨拶もしないで知らない顔をして通り過ぎてしまいました。この時、あなたはどんな様にお感じになられますか ? これはちょっとショックですよね !! 普通ですと、相手の人に無視されていい気持ちがしないことでしょう。そして、『あの奥さんに何か具合の悪いことをしたかなあ ??? 』、ととても気になることでしょう。反対に、何も気になることもなく過ごしてしまう人もおられることでしょう。
あなただったらどう感じますでしょうか ? それでは、次回でいくつかのケースをご一緒に考えてみましょう。

 

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神戸北ストレス科学研究所

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