睡眠障害(不眠症)について(その31)

前回の(その30)では、他には何も病気がないのに眠れない、という場合の睡眠障害について考えてみました。この場合には、眠れない原因は、『脳の興奮状態』が大きな原因である場合が多いので、まずは、脳を鎮静化することに気をつけて治療を進めていきます。脳の興奮状態は、皆さまもよくご存知の通りに、イライラやストレスによって引き起こされ、悪化します。ということは、出来るだけストレスをためないで、イライラしないような生活を送ることが役に立ちます。しかしながら、日ごろの日常から、イライラやストレスを取り除くことは、ほとんど不可能なことでしょう。
そこで重要になってくるのが、『ストレス解消法』を身につけることです。言い換えますと、ストレスをなくすことは出来ないけれど、ストレスを解消することは出来る、というやり方です。よくマスコミ等で話題になるのは、『ストレスを避けましょう!!』とか、『ストレスになるようなことはしないでおきましょう!!』、なとどいぅことが言われますが、この世に生きている生物は、どんな生物でも、毎日毎日、大きなストレスのもとに生活をしていますので、ストレスをなくすことは絶対にできません。
逆に言いますと、私たちの身体も心も、ストレスを感じてもいいように作られていますので、ストレスを気にする必要は全くないのです。しかし、問題は、ストレスを処理して影響を少なくする力が衰えていることが問題なのです。
そこで、同じような大きさのストレスでも、影響が大きくなるようにすることもありますし、逆に、影響を少なく感じるようにすることも出来ます。その場合に有効な方法が、いわゆる、ストレス解消法です。皆さまもご自分なりのストレス解消法を日ごろ実践しておられることと思います。
そのストレス解消法の一つとしてよく使われるのが、『呼吸法』です。呼吸法といえば、皆さまは、『腹式呼吸法』がリラックス効果があって、身体にもこころにもよい、ということをご存知だと思います。ということで、次回は『腹式呼吸法』をご紹介したいと思います。

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神戸北ストレス科学研究所

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