睡眠障害(不眠症)について(その10)

前回の(その9)では、メラトニンのことについて考えました。今回は、睡眠に関係する脳内神経伝達物質で、メラトニンの他の神経伝達物質について考えてみましょう。それにはまず、ストレスと深い関係がある、『コルチゾール』について考えなければなりません。
『メラトニン』は、前回も書きましたが、眠りを誘う脳内ホルモンです。反対に、『コルチゾール』は、眠りを阻害するホルモンです。このコルチゾールは、皆さまもお聞きになったことがあると思いますが、別名では、『ストレスホルモン』とよばれています。
ですので、ストレスが強い生活を送っていますと、コルチゾールが分泌過剰になり、睡眠を悪くしてしまいます。皆さまもよくご経験をお持ちだと思いますが、イライラしたり、ストレスを感じるような生活をしいると、眠りにくくなってしまうのはそのためです。
従いまして、眠る前には出来るだけ、ストレスを解消しておくことが、睡眠をよくするためにはどうしても必要です。かと言いましても、日ごろの生活から、ストレスをなくすことは出来ませんので、やはり、ストレイスを解消する方法を身につけておくことが、いい睡眠を得るためには必要となります。
次回は、もう少し、ストレス解消について考えてみましょう。

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神戸北ストレス科学研究所

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