ストレスについて(その19)

前回の(その18)では、ストレスを感じると、身体に反応が出てくる、ということをご紹介しました。今回は、その時に出てくる身体の反応について考えていきたいと思います。
まずは、皆さまもよくご経験をお持ちの通り、『肩が凝ったり、首の周りが痛かったり、凝ったりする』、という反応があります。このように、身体の筋肉には、ストレスに敏感な筋肉と、ストレスにそれほどは敏感ではない筋肉があります。
ストレスに敏感な筋肉の一つは、『肩と首周りの筋肉』です。他には、『肩甲骨周りの筋肉』と、『こめかみの周りの筋肉』と、『眉間の周りの筋肉』と、『顎の周りの筋肉』です。
ですので、これらの周りの筋肉が凝ってきたり、痛くなってきたら、『おっ、これはちょっと、ストレスが多いかも!!』、と思って用心するようにしましょう。特に、運動が得意な人たちの中には、ご自分の身体の変化に気付きにくい人もおられますので、ひごろ、気を付けられるといいのではないではしょうか。
このように、『肩や首のコリや痛み』を感じたら、その部分をマッサージしたり、さすったり、温めたりして、手当をしておきましょう。当然、症状が軽ければ軽いほど、快復させるのにも早くできますので、よく注意しておきたいものです。
他には、肩甲骨の周りの筋肉もストレスを敏感に反映することがあります。この場合にも、マッサージをしたり、さすったり揉んだりして、筋肉をほぐしておきましょう。
こうして、筋肉がほぐれてきたら、次に考えるべきことは、『筋肉が凝るほどのストレスは、何なんだろう?』、と自分で考えることが大切です。筋肉の凝りや痛みは、ストレスを知らせてくれるサインに過ぎませんんので、次には、身体に表れるストレスの反応について、体の他の部分について考えてみましょう。

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神戸北ストレス科学研究所

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