ストレスについて(その18)

前回の(その17)では、脳のリラクセーションについて考えていました。脳をリラックスさせるということは、では一体、どんなことを表しているのでしょうか ? このことを考える前に、脳がリラックスしていないとどうなるのか、つまり、緊張しているとどうなるのかを考えてみましょう。多くの人が、脳が緊張していると、イライラしたり、ひどい時には、うつ状態になるだろう、というように、精神的な症状、心理的な症状を想定します。実際にはそうなんですが、じつは、脳が緊張すると、身体にも症状が現れることには、あまり気が付かないのです。
脳が緊張すると、冷や汗をかいたり、心臓がドキドキしたり、呼吸が浅くなったりしますね。このように、脳の緊張は、身体にも現れてくるのです。そして、この身体に現れた症状が私たちにとっては、処理しやすい症状なのです。
ですので、心の緊張が身体に現れたな、つまり、ストレスがあるな、と思った時には、この身体の症状を取るようにしていくと、自ずから、脳の緊張、つまり、心の緊張、ストレスがほぐれていくのです。
それでは、次回では、身体の緊張を感じる方法と、それを処理していく方法、つまり、ストレス解消法を考えてみましょう。

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神戸北ストレス科学研究所

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