ストレスについて(その15)

前回の(その14)では、ストレス病の場合には、いくつかの病気(症状)が、いっぺんにか、または、あまり違わない時期に、続いて出てくることが多い、というお話しをしました。たとえば、身体がだるくて、やる気が出ない、夜はよく眠れないし、食欲もないし、頭も痛い、という場合です。
このような時には、症状がひどければ、まずは、お医者さんに診てもらいます。その結果、『どこも悪くはないですよ!!』、と言われたとします。そうすると、こんなにたくさんの症状があるのだから、悪いところがいっぱいあるに違いない、と思い込んでしまいます。
ところが、お医者さんに、悪いところがない、と言われているのですが、それはお医者さんが自分の病気の原因を見逃しているんだ、と考えてしまいます。
しかし、よく考えてみますと、このような症状は、自律神経が乱れている時にはよくみられる症状であることに気付きます。
つまり、自律神経は、全身に張り巡らされていて、たくさんの臓器をコントロールしているわけですので、自律神経が失調すると、症状もいろんなところに現れてくるのです。
ということは、上のような状態であれば、これは、自律神経失調のために表れた症状に違いない、と推定されるわけです。もしもそうであれば、対策はただ一つ、自律神経を安定させる処置をとれば問題は解決されることになります。しかし、普通のお医者さんは、『自律神経失調ですね』、とは言ってはくれますが、あとは、『ストレスをなくしていきましょう!!』、というだけで、具体的な対処法を指導して下さらないのが普通です。
それでは、どうしたらいいかについて、次回で考えてみましょう。

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神戸北ストレス科学研究所

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