ストレスについて(その13)

前回の(その12)では、ストレス病には心身症とよばれる病気があることをご説明しました。
それでは、心身症には、どのような病気が含まれるのでしょうか ? 心身症とよばれる病気は、自律神経失調症とよく似た症状を示すものがあります。ので、自律神経失調症として扱われることもあります。
しかし、お医者さんが、『あなたは自律神経失調症ですよ』、と言っても、それでは、どのように治療をしていきましょう、という指導はされないのが普通です。
心身症が現われるのが多いのは、まず、消化器関係です。(1)過敏性腸症候群、(2)機能性胃腸障害、(3)胆道ジスキネジーなどです。次に、神経系では、(4)片頭痛、(5)緊張型頭痛、(6)本態性振戦、次に、循環器系では、(7)高血圧、(8)不整脈、(9)起立性調節障害があります。次に、呼吸器系では、(10)気管支喘息、(11)過換気症候群、(12)神経性咳嗽、などがあります。次は、婦人科では、(13)更年期障害、(14)月経困難症、(15)月経前症候群、などがあります。次は、整形外科では、(16)頸肩腕症候群、(17)線維筋痛症、(18)腰痛症、などです。次いで、皮膚科では、(19)円形脱毛症、(20)発汗異常、(21)慢性蕁麻疹、などです。次は、耳鼻科では、(22)良性頭位変換眩暈症、(23)耳鳴り、(24)咽喉頭異常感症、などがあります。
皆さま、ご覧になられてお分かりのように、誰でもがよく耳にする病名がたくさんあります。これらの病気には、何らかの形で、ストレスが関係している可能性があるということになります。
それでは、次回は、一つずつの病気を、もう少し、詳しく見ていくことに致しましょう。

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神戸北ストレス科学研究所

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