認知行動療法について(その2)

『認知行動療法』の『認知』という言葉について考えてみましょう。
日ごろ私たちは、『認知症』とか、『○○を認知する』というふうに『認知』という言葉を使います。しかし、認知行動療法の認知という意味は、これ等とは違った意味で使っています。
認知行動療法の『認知』という意味は、『ものの考え方』とか、『ものごとをどのように受け取るか』、という意味を表しています。たとえば、ある人が誰かに叱られたとします。その時に、叱られた側の人は、『なんで私が叱られなければならないのか?』、と思って腹が立ったとします。その時の認知は、『腹立たしく思う』という気持ちがその人の感じた『認知』、ということになります。
ということで、認知行動療法は、この時の『腹が立った』、という気持ちをどのように受け止めれば、その人の心への負担が軽くなるか、ということを考えます。簡単なワークシートを使ってトレーニングをしていきます。そうすることで、感じるストレスを軽くしていきます。

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神戸北ストレス科学研究所

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